両折バイアステープは、生地の両端を内側に折込んであるバイアステープです。
布の端をくるんで縁取りにしたり、衿ぐりや袖ぐりなどの見返し代わりにしたりと
幅広い用途に使用できます。

今回はバイアステープで角をきれいにくるむことができる
『額縁縫い』の方法をご紹介します。

1)バイアステープを開き、バイアステープの折ってある線と縫い線を合わせます。

バイアステープの端を三角に折ってから縫い始めます。

2)角の手前、縫ってきた所の縫代と、これから縫い進む所の縫代の幅が
同じ寸法になった場所で一旦縫い止めます。

3)バイアステープを45度の角度になるように折ります。

4)バイアステープを、これから縫い進む方向へ折って倒します。
この時、バイアステープの折山と、下のバイアステープの端のラインを揃えます。

折りたたまれたバイアステープを角度を変えて見てみるとこんな感じです。

7)バイアステープが折りたたまれている部分は縫わないように注意して、再び縫い始めます。
角の部分はすべて同じようにして縫っていきます。

すべての角を縫い終わりました。

8)バイアステープの端をを2~3cm程重ねて縫い終わります。

9)バイアステープの端は、下になったバイアステープと上のバイアステープを重ねて
布端をくるみながら裏側に倒します。

バイアステープを裏側に倒しました。

10)角の部分は、バイアステープを起こして目打ちなどで形を整えながら裏に返します。


11)裏もきれいな角が出るようにバイアステープを折りこみます。

※表と裏でバイアステープの倒す方向を変えると角がゴロゴロしません。

12)バイアステープをまつり縫いするか、ミシンでおさえて仕上げます。

できあがり。

【額縁縫いなどバイアステープで縁取る時の裏ワザ】
バイアステープで布端をくるむ時は、こまかく待ち針を打ったり、
しつけをかけたりする必要がありますが、
ずれてきたり、待ち針で手や指を刺してしまったり…と、
地味にイラッと来ること多くないですか?
『
ダイナックテープ』や『
ラックテープ』を使って
そのストレスを減らしましょう!

ダイナックテープやラックテープを使っても額縁縫いできますよ

『ダイナックテープで仮止めする方法』
縫い始める前に、待ち針の代わりに細くカットしたダイナックテープを
バイアステープとくるむ布の間に挟みながらアイロンで貼っていきます。

※ダイナックテープが直接アイロンに当たると、テープが焦げて
布を汚してしまう場合がありますので注意してください。
裏側も縫う前にダイナックテープで仮止めしておけば、
待ち針・しつけを一切使わず布端をくるむことができます!

『ラックテープで仮止めする方法』
4mm幅のラックテープが作業しやすいと思います。
あらかじめバイアステープの裏にラックテープをアイロンで貼っておきます。

あとは紙をはがしながらアイロンで仮止めしていってください。

裏側も、ラックテープで仮止めしてから縫えばOK!
待ち針やしつけをしなくてもずれる心配がありません!

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商品の詳細は
弊社ホームページに掲載しております。
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バイアステープの額縁縫い、とてもきれいで感動しました。
お写真も解説もわかりやすくてよかったです。
もっと練習が必要ですが、ガタガタのハンドメイドについて
書いているブログで紹介させてもらいました。
事後承諾ですみません。
ありがとうございました。
⭐︎まあるい角にバイアステープをつける場合についても
知りたいです♪